風呂敷の模様が持つ意味を知る

直接見て選びたいなら

風呂敷を購入する際には、実際に品物を確認してからにしたい
という方も多いのではないでしょうか。風呂敷の選び方

デパート等の大型商業施設では、呉服売り場や
贈答品コーナーで販売されていることが多いです。

ふくさや小風呂敷のような小さめのサイズのものなら、
ハンカチ売り場にある場合もありますし、座布団や寝具の
ような大きなものを包むには布団売り場に
揃えられていることもあります。

最寄りに大型の商業施設がない場合は、
呉服店に行ってみるといいでしょう。

呉服店には、ハレの場にも使えるちりめんや金襴、
特殊加工された高級な生地の風呂敷も数多く取り揃えられて
いますし、ポリエステルや綿などの丈夫で普段使いもできる、
手入れのし易いものもあります。

他にも和風生地を専門に取り扱う生地屋や、手ぬぐい専門店でも
風呂敷が販売されています。のしや水引を付けて、祝儀袋としても
使える物もありますし、常識にとらわれない大胆な色柄物や
洋風の柄を取り入れたモダンなタイプの物も
扱っている店舗もあります。

豪華絢爛から“わびさび”まで!金襴の特徴と用途

組織の中でも非常に豪華なイメージを持っているのが金襴です。
横糸に金箔を絡ませたものを利用することで非常に高級感が溢れ
人目を惹きつける要素を持っているため、結婚式の祝儀袋を包んだり
様々なお祝い事の席で利用することが多いものです。

その豪華さとともに金自体が非常に縁起の良いイメージを持っていることから、
お祝い事の席では喜ばれるものでもあります。

さらに金襴は豪華なイメージがある反面落ち着いて見える部分もあり、さりげなく
利用することで相手に対しての敬意を表しながら雰囲気を和ませてしまう
不思議な力を持っているのです。
これが金襴の持つ独特の風合いと言えるものとなっています。

風呂敷に利用される織物の中にはその他にも西陣のような
非常に落ち着いたものもあり、これはどのような席でも
利用できるものとして広く利用されています。

弔事の場合にはこちらが利用されるのが一般的で、引き締まった中に落ち着いた
雰囲気を醸し出してくれる記事となっているため、使い分けることが少なくありません。

様々な風呂敷の生地の中でもこの2つは代表的なものであり用途に合わせて
使い分けることが効果的な使い方となっています。

様々な場面で自分のイメージを表現してくれる代表的な記事でもあるため
その使い方を理解すると非常に利用しやすくなるものです。

使い方のマナーをわきまえる

“風呂敷”と言うと少し敷居が高く感じたり、使い方に
馴染みがないと言いう人も多いかもしれません。

しかし使い方は意外に簡単で、結び方も自由自在に近く、
色や柄もたくさんあります。

年末年始になると、お酒の贈り物が増える季節ですが、
ふろしきを使った手軽な持ち運び方があります。

風呂敷の角と角を結んだ中心のラインに、ワインや
お酒などを二本、お尻どうしを合わせて置きます。

ボトルの姿が見えなくなるまでくるくると巻いたら、
真ん中で、ボトルを布ごと折って起こします。

端と端の布を結んだら、手提げ部分ができ、簡単に持ち運べます。

お正月なので、赤やピンク、グリーン、金色のラインが
入ったものなどで華やかさを出したり、服装の差し色に
なるものを選べば全体におしゃれにも見えます。

舞妓さんなどがよく手に包みとして持っているように、
着物にもよく似合いますね。ワインを風呂敷で包む

挨拶に出かけるとき、着物にふろしき包みで行けば、
粋で相手の方の目も楽しませられて一石二鳥です。

意外と知られていないお正月にはしてはいけないタブー

実は私たちがあまり知られていない『お正月にしてはいけないタブー』ですが、
いくつか存在していますのでご紹介します。

まず、年末には大掃除をするのが一般的な風習ですが、これにもきちんと意味があります。

そもそもお正月は、一年の始まりに神様『年神様』に降りてきていただき、もてなす行事です。
一般的には、1月1日から7日までを『大正月』と呼び、7日から15日までを『小正月』と呼びます。

その期間に降りてくる神様を迎え入れる準備として、年末に大掃除をするのです。
現代では、日本記念日協会によって、12月13日は「大掃除の日」に制定されています。

また、地域ごとに色々と風習ややってはいけないことが違いますが、
代表的なものとして、4つ足の動物のお肉を食べてはいけない。
3が日は『切る・選択する・掃除する』をしてはいけない。
縁起が悪いとされています。

他には『3社参り(さんしゃまいり)』・『3夜泊まり(みやどまり)』などがあります。
4という数字は縁起が悪くお年玉などの袋は4つ折りにしないなどもあります。

お正月に飾るしめ縄は7日まで外さないとされ、神社で処分するのが一般的です。
こうして意味を知ってみると、お正月の過ごし方の感覚も変わってくるのではないでしょうか。

 

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